チャートとは株価やビットコインの価格をグラフにしたものです。
単なる価格の推移を表したグラフの事をラインチャートと言い、
より細かく価格の推移を表したグラフの事をローソク足チャートと言いいます。
仮想通貨初心者の方は慣れないかもしれませんが、
ここでは主にビットコインFXでよく使用されれているローソク足チャートについて説明します。
目次
そもそもローソク足とは?
ラインチャートでは、その時間の終値しか情報を得る事が出来ません。
ローソク足を用いれば、その時間の始値・高値・安値・終値の情報を得ることができ、
そのローソク足の形によってその時間の値動きを読み取ることが出来ます。
さらには、ローソク足の形から市場参加者の心理を読み解いたりすることができます。
ざっくり説明していきます。
価格が上がった時のローソク足を陽線、下がった時のローソク足を陰線と言います。
始値と終値の間の事を実体と言い、実体から伸びてる線をヒゲと言います。
ヒゲが長い場合、そっち方向に価格が動いたものの戻ってくる力が働いたと言うことなので、その後反対方向に値が進むことが多いです。
ですが、あくまでもそこ時間の動きをローソク足として表しただけの為、
上の図の右側のラインチャートのように、値動きとしては2パターンある事には注意です。
細かい時間足でローソク足を見ていくとそのどちらで値動きしたかも解ってきます。
始めは慣れないかもしれませんが、いろいろなパターンを覚えていくことによって、
その後の値動きを予想することが可能になっていきます。
ローソク足を覚えると値動きが予測できる!
市場参加者は同じチャートを見て、それぞれ値動きを予想しトレードを行うものですから、
「このローソク足のパターンだとこうなる」の共通認識・市場心理によって、
パターン通りの値動きが再現されることが良くあります。
ビットコインの価格は、誰かが買いたくて誰かが売りたくて変動しています。
日頃ランダムに上下に動いているチャートがある時、
教科書通りのお約束のパターンで動くことがあるということです。
このチャートの場合は、ヒゲが続けて出たので、
買ってみたらその後に上がったものです。
左側で同じ所までヒゲが出ていた価格帯で再びヒゲ連発だった為、
反転するだろうという買いを入れました。
実際には、他の時間足での過去の反発、トレンドラインなどなど、
他の根拠もあったのですが…
ローソク足を信じてよいタイミングは確定後
ビットコインの価格は随時激しく上下しているので、
目先のローソク足だけを信じると痛い目にあいます。
お金減っちゃいますよ。
例えば、短期トレードをしていて、
「価格が大きく動いた!」からといってそれに飛びつくのは危険です。
よくあるパターンとして大きなヒゲが出ると反転していきますよね?
数秒後ローソク足が確定する前に全戻しからの反転…。
あなたを騙そうとして、他の人が投げ売ってるのでしょうか?
誰かが雑に大量に利益確定の決済をして価格変動したただけでしょうか?
大口のご発注かもしれませんね?
もしくは、もっと長い時間足のチャートで見ると反発しやすい価格帯だったのかもしれません。
自分のトレードするスタイルに合った時間足の確認と、
多くの市場参加者が見ていて影響力の強い上位時間足の確認も大事です。
まとめ
チャートはトレーダーにとって、地図のようなものです。
自分がどこにいるかわからないと、まったく役に立ちません。
ちょっとだけ勉強をしてチャートを眺めてみると日々新たな発見があり、
利益を出すことにつながっていくと思うのでいっしょに頑張っていきましょう。