ビットコインFXでトレードをする時に最初につまづくのが、
「どこで買えば(売れば)いいか分からない」「この後上がる?下がる?」
でないでしょうか?
この記事では、チャートが今どのような状態かを見極める為に、
価格推移の3つの状態を解説します。
目次
価格は上がっていく・下がっていくだけではない!
価格推移には3つの状態があるのですが、
- 上がっていく ←解る
- 下がっていく ←わかる
- ??? ←上がってもない下がってもないって何だよ!?
と思うでしょう。
3番目の状態というのは、価格変動が一定範囲内で推移している”横ばい”の状態です。
上がっている状態を上昇トレンド、下がっている状態を下落トレンド、横ばいになっている状態をレンジと言います。
価格が決まる理由は、ビットコインを「買いたい人・売りたい人」の売り買いの需要と供給です。
「売りたい人」が多ければ価格は下がっていき下落トレンドになります。
「自分の持っているビットコインの価格が下がる前に売ろう」という心理が連なっていきます。
ビットコインFXでは「空売り」も出来ますので、下がることが分かっているなら「空売り」を行う人も連なっていきます。
「買いたい人」が多ければ価格は上がっていき上昇トレンドになります。
「ビットコインの価格が上がっているので、自分も買って儲けようと」いう心理が連なっていきます。
「価格が上がっているからそろそろ下落するだろう」という心理で、ビットコインFXで「空売り」をしますが、思惑とは逆に上昇してしまっているので、損切をして買い戻す人も連なっていきます。
では、横ばい(レンジ)はどうでしょうか?
下図の場合を解説します。
下落トレンドでは売りたい人が多いので価格が下がっていきます。
ある程度、価格が下がってくると割安感から買う人が増えていきます。
買う人が増えて価格は少し上昇します。
チャートを見ると、下落が止まって安かった状態があった事が読み取れるので、
少し高くなっただけで買う人が減ってしまいます。
ちょっと安く変えた人は、少し高いうちに売却して利益を得てしまいます。
一度、チャート上にそういった状態(図の青色の点)が現れると、
市場参加者はそれを基準にトレードを行ってしまいますので、
今の適正価格の範囲が形成されてレンジ相場になります。
あくまでも一例で、必ずこの理由だけではありません。
トレンドが変わるときにはチャートにパターンが出やすい
ここでは軽く触れますが、先にチャートの3つの状態を説明した図では、
トレンドが反転する、チャートパターンが出ていました。
これはトリプルボトム(逆三尊)といって、
下落トレンドから上昇トレンドへ反転する際に出現するチャートパターンになります。
間のレンジで、3回下げ止まっています(オレンジ〇部)。
他にも、いろいろなチャートパターンがあり、
必ずパターン通り推移するわけではないですが、
チャート予想の材料になるのは間違いありません。
なぜそこ価格で止まるのか?
また、なぜその価格で止まるかに関しては、
「過去のチャートで止まったことが多い価格(サポート・レジスタンス)」だったり、
「トレンドライン・平行チャネルに接する価格」だったり、
「チャートの動きで形から人間が利益確定したくなる黄金比(フィボナッチライン)」だったり、
「注文する際にキリの良い1000といった数字や1111といったゾロ目」だったり、
いろいろありますが、別の記事で解説していきます。