いきなり結論から言います。
市場に参加している「今すぐビットコインを買いたい人」と「今すぐビットコインを売りたい人」の価格が落ちついた所がビットコインの価格になる。
と言われてもわかりませんよね。
ちょこっと解説します。
目次
誰が価格を決めているか?
需要(買いたい)と供給(売りたい)の仕組みによる関係です。
先日の新型コロナウイルスで、店頭からマスクが無くなり、ネットで高額で転売されていたのも、同じく需要と供給の例です。
ビットコインは、通貨などと違って価値の裏付けがありません。
(通貨には中央銀行が保有する金などの裏付けがあるとされています)
誰が価格を決めているかといえば市場参加者です。
もともと価値がゼロだったビットコインに価格がついているという事は、
それだけ市場参加者がビットコインに価値があると思っているからですね。
もし、一万円札を無人島に持っていたとしても、単なる紙切れです。
使う人・受け取る人の両者がその紙切れに1万円の価値があると思って初めて価値が存在します。
ビットコインの価格が決まるのにはそういった理由があります。
なぜビットコインの価格があがるのか?
価格が上がる理由は、ビットコインが欲しくて買っている人がいるからです。
買われているから値段が上がっていき、
値段が上がって行くから買われてしまいます。
また、 元々ビットコインは価格が必然的に上昇するように作られています。
ビットコインはブロックチェーン技術を用いて、取引を全て記録するようにできています。そのビットコインの取引記録を承認する計算(マイニング)を行うとビットコインが発行されるようになっていますが、ビットコインには発行枚数に上限があり、年々発行されるビットコインは減少していきます。
長期的に見て、供給が限られている為、需要が高まっていき価値が上がるのが自然ではないでしょうか。